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社会保障協定の発効済みが12カ国に拡大


1.新たにスペイン、アイルランド

日本との社会保障協定が発効済みの国の数が、これまでのドイツ、イギリス、韓国、アメリカ等10カ国に加え、今年の12月からはスペイン、アイルランドが加わり、12カ国となります。

 

2.「社会保障協定」の目的

社会保障協定の目的は、例えば日本人が海外で働く場合に、働いている国の社会保障制度と日本の社会保障制度において二重の保険料負担が発生してしまうことの解消にあります。また日本や海外の年金を受け取るためには、一定の期間その国の年金に加入しなければならない場合があり、保険料の掛捨てになってしまうことの解消です。
このように社会保障協定は、
 (1)「保険料の二重負担」の防止
 (2)「保険料の掛捨て」の防止
を目的として、各国と締結されているのです。


3.各国との社会保障協定の発効状況

現在の社会保障協定の発効状況ですが、
発効済」が、ドイツ・イギリス・韓国・アメリカ・ベルギー・フランス・カナダ・オーストラリア・オランダ・チェコ、
署名済(準備中)」が、スペイン・アイルランド、イタリア、「交渉中」がスイス・ハンガリー
交渉準備中」が、スウェーデン・ルクセンブルク・ブラジル・フィリピン
となっています。


4.改正等についての注意が必要

社会保障協定の内容は、協定を締結する相手国の制度内容に応じてその取扱いが異なる場合があり、また各国とも年金制度には特例があることも多く、将来的には年金制度の改正が行われる可能性もあるため、注意が必要です。


 (武内)

 

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